令和4年8月23日 事務局 夏の児童作品持ち寄り研究会 報告

【会場 葛飾区立こすげ小学校】

 普段は、各地区理事への配布資料などを梱包・発送する事務局ですが、せっかくの長期休業中ということで、午後の比較的早い時間から局員が集まり児童作品持ち寄り研究会を行いました。

 夏期休業中ということもあり、実際に作品を持ち寄れた実践紹介は少なかったのですが、画像にしてディスプレイで紹介したり、フライヤーにしてまとめて紹介したりと、工夫が見られました。

 題材の概要と児童作品を紹介し、活動中の様子を語った部員からも意見や疑問点を発言した部員からも真摯に子供たちの学びをじっくり探る姿勢が見えたように思います。

 校務でやむなくリモートで参加した部員も多数いて、児童作品持ち寄り研究会から一つでも多くのことを学ぼうとする意識が伺えました。

 印象的だったのは、題材と児童の様子の報告をフライヤーにまとめた実践紹介です。完成した作品のみならず、その過程で何が子供に起きていたか、どんな手立てをとったか、どのような考えからその題材の実践に至ったかなど考察し要約して板書や子供の様子が文章と画像でまとめられていました。もちろん、実際の作品や画像を持参した局員も話していました。 
 
 児童作品持ち寄り研究会は、ただ完成した作品に対して是非を語るものでないことは周知の事実ですが、活動中の様子や作品から、子供の中で何が起きていたのか思いを寄せることの大切さを改めて感じました。
 夏休み明けの図工の時間に弾みがつくような、貴重な研究会になりました。

【記事:足立 西新井 東郷 拓巳】

東京都図画工作研究会

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