研究部 きぼうのて能登プロジェクトについて

昨年度の研究局オンライン研究会で新宿区立天神小学校の河原先生が発表した「きぼうのて能登プロジェクト」からのお知らせです。

能登半島で起きた大地震は、計り知れない規模で人々の生活基盤を破壊して全国を震撼させる災害でした。13年前の東日本大震災の時の恐怖を思い起こし、速やかな復興を願うばかりです。改めて、被災地での生活の在り方を見つめ直すと、その傍らには、現在をそして未来を生きる子供達がいることを、しっかりと心に刻んでいかなくてならないと感じています。現在、様々な面で復興に関して取り組みが行われているなかで、学校教育で、一人一人の「表現」を中心に置く造形教育の果たす役割は、決して小さくはないと考えます。この機会に被災地の児童・生徒をはじめ、東京の小学校児童、岩手県の中学校生徒が、作品をつくり(今回は写真の制作)発信し合うことで、人とのつながりや交流の大切さを感じることができたなら、そこから「未来への希望」となる灯火を、児童・生徒に手渡すことができると考えます。

下記のとおり「きぼうのて能登 児童・生徒作品展」を開催いたします。ぜひご来場いただきたくご案内申し上げます。

きぼうのて能登 児童・生徒作品展

期間  令和7年7月1日(火)〜7月8日(火)

    10:00〜19:00

    8日は17:00まで 休館日・木曜日

場所  CCAAアートプラザ 四谷三丁目ランプ坂ギャラリー

    東京都新宿区四谷4—20

主催  きぼうのて能登実行委員会

後援  東京都新宿区教育委員会  石川県珠洲市教育委員会

協力  NPO法人市民の芸術活動推進委員会(CCAA)

協賛  美術出版絵エデュケーショナル  APA日本広告写真家協会

参加校 石川県 珠洲市立直小学校

        珠洲市立上戸小学校

        珠洲市立緑丘中学校

    岩手県 一関市立磐井中学校

    東京都 新宿区立津久戸小学校

        新宿区立天神小学校

        国分寺市立第七小学校

        日野市立滝合小学校

        八王子市立山田小学校

東京都図画工作研究会

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